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2013年10月25日

プレイグラフに掲載されました。

The essence of the hit

 開発者に聞くヒットの神髄

岸本正則社長

特許システムで
〝換気〟を自在にコントロール

「車で喫煙すると、車内が煙で充満しますよね。そんなとき、何をしますか? あるいは、車内の空気がよどんで臭いとき、どうします? 大抵の方が、まず、窓を全開にするのではないでしょうか」

「NOAH」とは何か。説明を求めると、岸本氏は、そう話し始めた。

「ホールさまでも同じことが言えます。お客さまが一斉に喫煙して店内が煙ってしまったような場合は、タバコの煙を店外に排出すると同時に、新鮮な外気を取り入れて“換気”するのが、最も手軽で理にかなった空気清浄、脱臭方法といえるでしょう。また、春や秋の天候が良い日のドライブで車内が少し暑いときなどは、エアコンをいれなくても、窓を開けるだけで快適な温度を保つことができますよね。つまり、“換気”は、手軽でコストのかからない、自然な空調でもあるんです」

「NOAH」は、こうした“換気”の利点に着目したシステムで、いわば「窓の開け閉め」自動コントロール装置のようなもの。

「『NOAH』は、『外気温度』『室内温度』『室内湿度』『室内空気環境』を感知するセンサーで換気をコントロールします。たとえば、“外気温度が適度に低く、室内温度が過度に高い”と判断した場合には、自動で外気を多く取り込み、室内温度を適温に調整するわけです。これだけでも、外は涼しいのに冷房をいれるといったムダが省けます」そして、「NOAH」システムの心臓部ともいえる、「特許システムである独自の制御内容に注目してほしい」と岸本氏。その性能が発揮されるのは、“外気が過度に低く、室内は適温ではあるものの空気環境が悪い”といった場合だ。

「こうした場合、一般的な換気システムでは、単に空気環境にあわせて換気風量を増減するだけなので、空気は清潔になっても、冷たい外気によって室内が寒くなってしまいます。空調もムダになりますよね。しかし、複雑な調整が必要な『段階制御』を採用している『NOAH』なら、いわば、“少しの間だけ窓を全開”にしたり、室内温度・環境に合わせて“一定時間だけ、窓を半開”しておくようなことができる上、ホール内の空気バランスにも影響を与えません。

「すべて任せっぱなしでいいんです」

「デマンド監視装置」に対応
ピークカットはおまかせ

空調や換気のムダを省き、スタッフを空気温度調整や換気操作のわずらわしさから解放する「NOAH」。

そんな同システム最大のセールスポイントは、電気の基本料金抑制に有効な「デマンド監視装置」(*注)に対応していることだという。

「『NOAH』は、監視装置からデマンド超過警報信号を受けると、換気を『微弱』と『換気停止』の2段階で制御。消費電力量を一気に落としてピークカットすることが可能です」と岸本氏。

もちろん、デマンド警報がなくても、「段階制御」でこまめに換気を調整するために、未然にデマンド上昇を抑えることができるのだ。

「震災以降、ホールさまは、照明をLEDに変えたり、ネオンを消灯するなど、他業界の大規模施設よりも熱心に節電に取り組んでこられました。しかし、ぜひ、知っていただきたいのは、店舗全体の使用電力で見た場合、照明が占める割合は10数%程度ということ。一方で、換気も含めた空調全体の使用電力量は約50%。換気だけでも20%以上を占めているんです」

この数字を見れば、換気によって空調のムダを省くと同時に、換気システム自体の使用電力も抑えられる『NOAH』が、いかに省エネ性能に優れ、大幅なコストカットに寄与する製品か、わかるだろう。

アフターフォローも万全
「要望」を受けるたびに進化

「店舗の規模や設備、気候の変動によっても異なりますが、年間で約100〜300万円のコストカットが見込めます。年間約600万円のコストカットに成功したと喜んでいただけたこともあるんですよ」と胸を張る岸本氏。その実力は、導入店舗の約8割が、系列店への導入に踏み切っている点でも証明済みだ。キメ細かなサポートも人気を集めている。

「『NOAH』は自社で開発・製造しているので、細かな要望に即、応えることも可能なんです。『閉店後も運転しっぱなしにしておいたら、朝、ニオイがしなくて良かった』と聞けば、翌日には同じ効果を低電力で得られるような機能の開発に取りかかるといった具合で。感想をいただくたびに“進化”するシステムと自負しています」

岸本氏は話す。

「私が“換気”に目覚めたのは小学生のころ。汚い話ですが、まだトイレが汲み取り式の時代で…臭いから何とかならんかなと考えたのが最初です。今も、どんな空間にいても、すぐに空気の状況が気になります(笑)。快適に過ごすには、温度・湿度・空気の清潔さ・気圧のバランスが整った空気環境が欠かせませんから!ホールさま一店ずつにピッタリ合った“空気”を提供できたときほど、うれしいことはないんです。これからも、ホールさまと二人三脚で、快適な空間を創造していけたらいいですね」

ダクトを利用するダクト方式の導入イメージ

※デマンドとは需要電力のことで、毎日30分ごとに測定され、過去1年間における最大デマンド値(ピーク電力)を基準に翌年の電気基本料金が決められる。「デマンド監視装置」は、デマンド値をリアルタイムで監視し、設定した値に接近すると警報信号を発砲する。

※「NOVEMBER2013 PLAY GRAPH」に掲載

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